「
おから」は絞りかすの意の「から」(茶殻の「がら」などと同源)に丁寧語の「御」をつけたもので、女房言葉のひとつ。「から」が空に通じるとして、縁起をかついで卯の花(うのはな。主に
関東)、雪花菜(きらず。主に関西)などと言いかえることもある。「卯の花」はおからが白いところから、「きらず」は包丁を使わず(切らず)に食べられるところから、ついた名前。
中国語では「豆渣」(トウジャ - dòuzhā)または「豆腐渣」(トウフジャ - dòufuzhā)、韓国語では「」(ピジ)と呼び、精進料理や家庭料理の材料にする。
本来が廃物であるところから、値段はごく安価で庶民的な
食品である。場合によっては豆腐屋が無料で分け与えたり、捨てたりすることが江戸時代から古くあり、現在では食品としての需要が供給を大きく下回り、また日持ちがしないため、家畜の飼料として一部を活用したり、脱水して保存性を高めて供給される他は、ほとんどが廃棄されている。
[編集] 調理法
油揚げ、椎茸、
にんじんなどと
いっしょに出汁で甘めに煮付けるのがもっとも一般的な調理法。炒り卯の花、または単に卯の花と呼ばれることが多い。おから自体の甘みと相俟って独特の風味がある。煮魚などの残った出汁を再利用しても風味良く仕上がる。
豆腐ハンバーグのように、揚げ物や肉詰めなどの料理に、肉の代りとして用いることもある。水分をよく切るのがコツ。
カロリーをおさえる効果がある。
高知県中部には、鯛の腹におからを詰め、蒸し物にする独特の
郷土料理がある。鯛の滋味がおからにうつり、風趣はなはだよろしい。
近年は食物繊維が豊富な食材として、ケーキや
クッキーなどにも利用されている。
こんにゃくの粉末と混ぜ合わせて成形した「おからこんにゃく」が肉の代用となる健康食材として、
2006年頃から注目を集めている
posted by 電脳行商人 at 19:48|
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